椎間板ヘルニアによくある症状
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首や肩、背中に
痛みがある -
腕や手指が
しびれる -
腰の痛みが
長引いている -
臀部痛がある
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足や腰が痛んで
歩行がつらい -
足がしびれる
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咳やくしゃみを
すると響く -
手や足の力が
入りにくい
日常生活にも支障をきたすヘルニアの症状
椎間板ヘルニアでは、慢性的な首・肩・腰の痛みとは異なる、腕や臀部、足への痛みなどの症状があります。
手足のしびれなどの症状が現れる場合もあり、
手を使う細かい作業や、歩行に障害が出るケースもあるのです。
日常生活における些細な動作にも支障をきたすようになる可能性があるため、
ヘルニアは早期に対処することが大切です。
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腰椎椎間板ヘルニアが起こる原因と症状
日本人の3人に1人は腰痛に悩んでいると言われているほど、多くの方が腰痛に悩まされています。
そして、その腰痛の原因の1つとして挙げられるのが「腰椎椎間板ヘルニア」です。
腰は上半身を支えながら、下半身とのバランスを取る重要な役割を果たし、負荷がかかりやすい部位です。
そのため、ヘルニアなどの腰痛を引き起こしやすくなっているのです。
【ヘルニアの原因】
ヘルニアは、通常であれば椎骨と椎骨の間にある椎間板内の組織が、何らかの原因で外側に飛び出してしまっている状態のことを言います。
飛び出してしまった椎間板が神経を圧迫し、痛みやしびれといった症状を引き起こしています。
ヘルニアが起こる原因は、遺伝による体質や骨格が原因で起こる場合もありますが、多くは日常生活に原因があります。
日常生活においてヘルニアが起こる原因は、「姿勢の悪さ」や「老化」、「ストレス」などが考えられます。
●姿勢の悪さ
日常での動作の癖や姿勢の悪さは、腰へ大きな負荷を与えることになります。
猫背姿勢や足を組む癖、片側に重心をかけて立つなどといった小さな動作や姿勢が積み重なり、身体はゆがみを蓄積させていきます。
ゆがみが蓄積されていく中で、腰には日々負荷が与えられていきます。
そうすると、椎間板は変性を起こしてしまい、重い物を持ち上げたり、身体を捻ったりした拍子にヘルニアを起こしてしまいます。
同じ姿勢を長時間続けるデスクワークも腰への負荷が大きく、ヘルニアの原因になります。
●老化
加齢によって椎間板も老化するため、ヘルニアを起こしやすくなります。
腰への負荷が年齢と共に蓄積され、椎間板も徐々に変性してしまい、ある時突然ヘルニアが発症するのです。
ですが、腰椎ヘルニアが発症する好発年齢は20~40歳代で、男女比は2~3:1で男性に多いと言われています。
そのため、重量物を持ち上げる、車の運転が多いなど、職業職種も原因の1つと考えられています。
●ストレス
ヘルニアの症状の出方には個人差がありますが、痛みには心理的ストレスが関係している可能性もあります。
ドーパミンが脳内物質として分泌されることで、痛みがコントロールされる仕組みになっています。
しかし、ストレスがあることで脳内バランスが崩れてしまい、ドーパミンが減るため痛みが強く感じられると言われているのです。
また、ストレスは血流を悪くするため、筋肉を硬くしてしまいます。
硬くなった筋肉が椎間板に影響し、変性を起こしている可能性も考えられます。
【腰椎ヘルニアの症状】
腰椎ヘルニアの症状は、腰痛、臀部痛、太股から下肢への痛みやしびれで、坐骨神経痛を伴うものが主な症状です。
他には足の感覚が鈍くなったり、足に力が入りにくくなったりします。
ひどい場合にはしびれによる歩行困難や、排尿・排便障害なども併発し、手術の適応となる場合もあるため、特に注意が必要です。
日常でできるヘルニアの対処・予防方法
ヘルニアは日常生活における動作にも支障をきたすため、対処・予防をしたいものです。
放っておけば、歩行困難など症状が悪化する可能性もあるので、早期に受診することをお勧めします。
また、日常でできる対処・予防方法も取り入れていきましょう。
【ヘルニアの対処・予防方法】
ヘルニアの痛みが強い場合には、無理に動かさずに安静にすることが大切です。
無理に動かすことで、症状や痛みが悪化する可能性があります。
そして、ヘルニアを改善するためには動けるようになってからストレッチや運動を始めていきます。
また、ヘルニアにならないように予防する方法は、次の例が挙げられます。
●ストレッチや運動をする
ストレッチや運動で筋肉の柔軟性を高めたり、筋力を高めることはヘルニアの再発予防につながります。
痛みのない程度にストレッチを行い、少しずつ可動域を広げられるようにしましょう。
また、運動は腰に負荷をかけすぎないようなものがいいため、水中ウォーキングなどがおすすめです。
●姿勢を改善する
姿勢の悪さは腰の負荷を大きくしてヘルニアを誘因します。
立っている時の姿勢や座っている時の姿勢など、日常における姿勢を正すように意識しましょう。
身体がゆがむような動作や癖も改善する必要があります。
●腰に負荷をかけすぎない
腰に負荷をかけるような動作ばかりしていると、ヘルニアになるリスクが高まります。
重い荷物を持ち上げる時は、膝を使うなどして腰に負荷がかかりすぎないように注意します。
また、同じ姿勢を続ける際には小休憩を挟むようにしましょう。
ストレッチや運動をすることでストレス解消にもつながります。
岩槻ハート接骨院の【椎間板ヘルニア】アプローチ方法
ヘルニアという言葉の意味は、本来あるべきところから「突出・脱出」とびだすという意味で使われます。
ここでは、頚椎ヘルニアと腰椎ヘルニアについて書いてみます。
【頚椎椎間板ヘルニア】
頚椎同士(頚椎は7個)の間にある軟骨=椎間板に何らかの負荷がかかり変性して線維輪が破綻し、髄核が突出して脊髄や神経根を圧迫している状態を頚椎ヘルニアと言います。
分かりやすく言うと、骨と骨の間におまんじゅうがあるとして、あんこが周りの皮を破って飛び出しその飛び出したあんこが神経に触り症状が起こることを言います。
◇主な症状
・頚部症状
後頚部痛、首の運動障害(前に屈める・後ろに反らす・後ろに振り向くなど)
・神経根症状
片側上肢(上腕~前腕~手指)のしびれ、痛み
・脊髄症状
手指の巧緻運動障害(鉛筆や箸の使用に制限が出たり洋服のボタンがかけずらいなど)や下肢の歩行障害、膀胱直腸障害など
【当院での頚椎ヘルニアの施術の流れ】
①カウンセリング
どのような症状でお困りか、いつから症状が出たのかなど現在の状況を詳しくカウンセリングさせていただきます。
②検査
徒手検査を行い、放散痛・しびれ・感覚異常・筋力低下・巧緻作業の低下などの確認をします。
(しびれや放散痛の部位によってヘルニアの発生場所がおおよそ特定出来ます。)
③施術プランのご提供
現在の症状・お身体の状態をご説明し、施術方法・次回来院日・予防法等のご説明をします。
④施術
・モビリゼーション
仰向けや横向きの状態で筋肉を緩めて関節の動きを改善させていきます。
・タオル牽引
頚椎ヘルニアは下部頚椎に好発し、当院ではタオルを使って原因となっている箇所を適確にアプローチすることにより早期改善を目指します。
【腰椎椎間板ヘルニア】
腰椎(腰椎は5個)の間にある軟骨=椎間板に何らかの負荷がかかり変性して線維輪が破綻し、髄核が神経側に突出した場合、神経症状として下肢痛を生じ、これを腰椎椎間板ヘルニアと呼んでいます。
腰椎ヘルニアでの足の症状はどちらか一方(右か左)に発症することが多いです。
◇主な症状
・腰部痛
・臀部痛(腰のヘルニアの場合、高頻度で臀部痛を訴えます)
・下肢の痛み、しびれ
・感覚障害(右足と左足で触られている感覚が違う箇所がある)
・筋力低下(右か左の足首を上へ動かそうとすると動かしずらい感じがする)・・・などが挙げられます。
*当院では特に症状の強い患者様には専門医へご紹介をさせていただき精査をし、医師の指導のもと施術を行っております。
【当院での腰椎ヘルニアの施術の流れ】
①カウンセリング
どのような症状でお困りか、いつから症状が出たのか、お仕事時の姿勢や内容、最もお困りの事など現在の状況を詳しくカウンセリングさせていただきます。
②検査
徒手検査を行い、腰部痛・放散痛・しびれ・感覚異常・筋力低下などの有無を確認します。
(しびれや放散痛の部位によってヘルニアの発生場所がおおよそ特定出来ます。)
③施術プランのご提供
現在の症状・体の状態を説明し、施術方法・次回来院日・予防法・腰痛体操やストレッチ等のアドバイスをします。
④施術
・コックステクニック
アメリカのDrコックスが開発した特殊なベッドを使用した腰椎の屈曲牽引療法です。
ベットが腰椎部で屈曲し症状の原因となっている部位に手を置き伸ばすことで、余計なところに力を加えずに施術が出来ます。
腰を伸ばしながら上下左右に動かすこともでき、ストレッチ効果・神経圧迫除去効果・椎間板への栄養循環増加につながります。
脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離症・すべり症・坐骨神経痛・下肢のしびれなどに効果的です。
・鍼施術
急性腰痛・急性のヘルニア症状・急性の神経痛など動くことが困難な場合に鍼施術をご提案させていただいております。
腰椎ヘルニアは年配の方によく発症すると思いきや、実は青壮年と呼ばれる20代から40代の方たちにも多く発症します。
いわゆる働き盛りの年齢で、職業・スポーツ・体重の増減・喫煙などが関係していると考えられています。
最近では特に介護の現場で働いている方達が多数ご来院されます。
ご来院される方の多くは、荷物を持ち上げたりなど、重いもの(荷物や人など)を持ち上げる・抱える・移動させる・横や下に置くなど、腰に負担のかかる仕事をされてる方々です。
腰痛同様、腰椎ヘルニアの予防・改善を目指すには、患者さんお一人お一人がヘルニアに対して意識することが必要です。
ヘルニア症状の出にくい身体づくり(ストレッチ・筋トレ・運動など)または日常生活動作、姿勢の改善、荷物やひとの持ち方など個人個人の意識改革が必要不可欠です。
ヘルニアでお困りの方、どうぞお気軽にご連絡ご相談ください!
著者 Writer
- 院長:原田 純
- 1971年1月5日 O型
趣味:子どもと遊ぶこと
資格:柔道整復師・鍼師・灸師
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